5月9日(火)、三次市で水稲乾田直播実演会を開催しました。
この度の実演会は、水稲栽培の省力化、生産コスト低減に向けてJAひろしま 三次地域本部と連携して取り組みました。「乾田直播栽培」とは、従来の代掻きした田んぼに苗を移植する栽培方法ではなく、畑状態の乾いた田んぼに種子をまき、出芽が揃った後に入水する栽培方法です。春作業において労力のネックとなる代掻きや苗運びが不要となり、作業の省力化や生産コストの低減が可能となります。
当日は、前日の雨で田んぼに水が溜まっていたため、播種機の実演はできませんでしたが、栽培管理のポイントや種子をまく播種機の説明等を行いました。
後日、乾いた状態の田んぼに播種機で種子をまき、収穫までの実証試験をJAと連携して行っていく予定です。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。今後も当社では、農業機械を通じて生産コストの低減・作業の省力化等の提案活動に引き続き取り組んでまいります。